Kiraku Japan合同会社に対する観光活性化マザーファンドからの投資の決定について

このたび、RISAでは、2014年4月に地域の観光活性化を目的に㈱日本政策投資銀行および㈱地域経済活性化支援機構と共同で組成した「観光活性化マザーファンド投資事業有限責任組合」（総額5,200百万円、以下「観光活性化マザーファンド」）にて、Kiraku Japan合同会社（本社：東京都港区、職務執行者：サンドバーグ　弘）への投資を2016年11月30日付で実施しましたのでお知らせします。

Kiraku Japan合同会社は、文化庁が指定する重要伝統的建造物群保存地区である宮崎県日南市飫肥地区において、古民家を活用した街づくりに取り組んでおり、本取組は、日本が持つ歴史、文化を体現した資産を事業として有効活用する大変意義のあるものと考え、支援を決定いたしました。
観光活性化マザーファンドは、Kiraku Japan合同会社が飫肥地区で開業する古民家を活用した宿泊事業の設備投資資金を支援いたします。なお、本件は、地元の金融機関である宮崎銀行との協調支援であり、投資実行後も宮崎銀行と連携して支援してまいります。

飫肥地区は、重要伝統的建造物群保存地区の中でも有数の歴史的町並みを有しているだけではなく、豊かな自然や周囲の観光資源にも恵まれている一方で、主要都市圏からのアクセス面に課題があり、現状では充分に観光客を呼び込めていない状況にあります。本取組が、アクセス面に課題を抱える歴史的観光地を活性化させる先進的事例となることを期待し、支援してまいります。

観光活性化マザーファンドは、観光産業というテーマ特化型ファンドであり、観光関連産業の活性化に取り組んでおります。
今後も、観光活性化マザーファンドでは、三社が有する専門的知見、ネットワークおよびファイナンスノウハウを活用の上、 地域金融機関とも協力しながら、地域の観光産業の活性化に資する企業への成長資金の供給等を通じて、地域経済の活性化を支援してまいります。

１．投資先会社概要

２．「観光活性化マザーファンド」の概要

PDF版（448kb）

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