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2015.10.1プレスリリース

観光活性化マザーファンドを活用した『九州観光活性化ファンド』設立について

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本日、RISAは、九州地方の地域金融機関との間において、昨年4月に設立した観光活性化マザーファンド(以下「観光活性化MF」)の共同出資者である株式会社地域経済活性化支援機構(REVIC)株式会社日本政策投資銀行(DBJ)とともに、とともに、「九州観光活性化ファンド」を設立いたしましたのでお知らせいたします。
観光活性化MFでは、この1年半の間で、着実にその活動実績を積み重ね、訪日外国人客の増加など観光産業の成長機会を捉えると共に、地域金融機関との協調を一層推進するため、これまでの投融資実績や本件を含む目下の投融資検討状況も勘案の上、本年8月にはファンド総額を13億円より52億円に拡大いたしました。
このたび設立の「九州観光活性化ファンド」は、観光活性化MFを活用し、九州地方における観光消費額等の増大及び地域の経済・雇用を支える観光産業の発展に向けた取組支援を目的としております。
また、「九州観光活性化ファンド」は、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県の九州7県を投資範囲としており、広域地域の観光産業の面的活性化を目指す、初の観光活性化ファンドとなります。
九州地方は、古代遺跡から近代産業までの歴史や文化、自然美、温泉等の観光資源が溢れており、観光関連産業の発展は、雇用機会の創出・増大等を通じて地域経済の活性化に幅広く寄与するものと考えられます。
今後、観光活性化MFでは、九州地方の地域金融機関との連携のもと、私ども観光活性化MFのメンバーが有する専門的知見、ネットワークおよびファイナンスノウハウを活用し、九州地方における観光産業の活性化に資する企業への成長資金の供給等を通じて、地域経済の活性化を支援してまいります。

九州観光活性化ファンド等の概要

1.「九州観光活性化ファンド」の概要

名称 九州観光活性化投資事業有限責任組合
設立 平成27年10月1日
所在地 東京都千代田区
ファンド総額 3,000百万円(設立時)、5,000百万円(上限)
無限責任組合員 REVICキャピタル株式会社
株式会社RD観光ソリューションズ
有限責任組合員 株式会社大分銀行
株式会社熊本銀行
株式会社親和銀行
株式会社福岡銀行
株式会社宮崎銀行
株式会社地域経済活性化支援機構
観光活性化マザーファンド投資事業有限責任組合
投資対象 九州地方の観光活性化に資する事業を行う中堅・中小企業の株式、金銭債権、融資等

2.「観光活性化マザーファンド」の概要

名称 観光活性化マザーファンド投資事業有限責任組合
設立 平成26年4月1日
所在地 東京都千代田区
ファンド総額 5,200百万円
無限責任組合員 REVICキャピタル株式会社
株式会社RD観光ソリューションズ
有限責任組合員 株式会社地域経済活性化支援機構
株式会社日本政策投資銀行
株式会社リサ・パートナーズ
投資対象 旅館、ホテル、特産品生産者および地域交通をはじめとする日本における観光活性化に資する事業者の株式、金銭債権、融資等


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