株式会社錦水館に対する観光活性化マザーファンドからの投資の決定について

このたび、RISAでは、2014年4月に地域の観光活性化を目的に㈱日本政策投資銀行および㈱地域経済活性化支援機構と共同で組成した「観光活性化マザーファンド投資事業有限責任組合」（総額5,200百万円、以下「観光活性化マザーファンド」）にて、広島信用金庫、商工組合中央金庫、日本政策金融公庫とともに、株式会社錦水館（本社：広島県廿日市市宮島、代表取締役：武内恒則）に対し、協調融資を平成29年3月30日付で決定しましたのでお知らせします。

株式会社錦水館は、世界文化遺産に登録されインバウンドを含めた来島者の増加が著しい広島県宮島地区において、「錦水館」及び「錦水別荘（旧）」2館の宿泊施設を運営しております。「錦水館」は宮島のシンボルである「大鳥居」を望むロケーションに位置し、厳島神社での結婚式を多く手掛けるなど利用客の動機に特化したプランの提供に定評がある旅館です。

本件は、株式会社錦水館がガイドブックにはない新しい宮島の魅力をインバウンドを含めた観光客の皆様にご提供するために、宮島桟橋から徒歩1分の好立地に位置する「錦水別荘（旧）」を改装するにあたり、資本性ローンによる資金支援を行うことで、株式会社錦水館の経営基盤の強化を図りつつ、歴史的観光地である宮島の更なる活性化を期待するものです。

観光活性化マザーファンドは、観光産業というテーマ特化型ファンドであり、観光関連産業の活性化に取り組んでおります。
今後も、観光活性化マザーファンドでは、三社が有する専門的知見、ネットワークおよびファイナンスノウハウを活用の上、 地域金融機関とも協力しながら、地域の観光産業の活性化に資する企業への成長資金の供給等を通じて、地域経済の活性化を支援してまいります。

１．投資先会社概要

２．「観光活性化マザーファンド」の概要

PDF版（466kb）

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