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2017.4.12プレスリリース

「九州観光活性化ファンド」株式会社御花および株式会社リバーサイドに対する投資決定について

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このたび、RISAでは、「観光活性化マザーファンド」の子ファンドとして九州地方の地域金融機関、株式会社日本政策投資銀行および株式会社地域経済活性化支援機構と共同で組成した「九州観光活性化ファンド」より、株式会社御花(本社:福岡県柳川市、代表取締役:立花寛茂)および株式会社リバーサイド(本社:熊本県熊本市、代表取締役:岩尾健史)に対する投資を決定しましたのでお知らせします。

株式会社御花は、福岡県柳川市に位置する観光施設「柳川藩主立花邸 御花」を運営し、宿泊施設・結婚式場・宴会場・史料館等を営む会社です。当該施設は、元文三年(1738年)、柳川藩五代藩主立花貞俶氏が別邸を築いたことに始まり、現在では、柳川観光の中心的役割かつ柳川市のシンボル的存在を担う施設となっております。今般、九州観光活性化ファンドは歴史的建造物でもある立花邸を見渡せる宿泊施設の改装資金を供給し、滞在型施設としての魅力をより一層高めることで、柳川市への観光入込客増加及び滞在時間の長期化を図り、柳川観光の活性化を目指すものです。

株式会社リバーサイドは、1984年12月に熊本県熊本市に「リバーサイドホテル熊本」を開業し、客室194室を有する老舗の地場企業です。1995年4月に増改築を行いましたが、近年は大規模な設備投資が実施されず現在に至っております。今般、九州観光活性化ファンドはホテルの改装資金を供給し、熊本市に訪れる観光客のニーズに対応した客室作りを目指すことで、熊本市の観光活性化を企図するものです。

九州観光活性化ファンドは、九州の観光産業の活性化を目的とするファンドであり、今後も、参画各社が有する専門的知見、ネットワークおよびファイナンスノウハウを活用し、九州の観光産業の活性化に資する企業への成長資金の供給等を通じて、九州経済の活性化に貢献してまいります。

1.投資先会社概要

●株式会社御花

商号 株式会社御花
本社所在地 福岡県柳川市
代表取締役 立花 寛茂
事業内容 宿泊事業、婚礼事業、宴会事業、史料館経営等


●株式会社リバーサイド

商号 株式会社リバーサイド
本社所在地 熊本県熊本市
代表取締役 岩尾 健史
事業内容 ホテルの経営、料理飲食店の経営等

2.「九州観光活性化ファンド」の概要

名称 九州観光活性化投資事業有限責任組合
設立 2015年10月1日
ファンド総額 3,400百万円
無限責任組合員 REVICキャピタル株式会社
株式会社RD観光ソリューションズ
有限責任組合員 株式会社大分銀行
株式会社熊本銀行
株式会社親和銀行
株式会社福岡銀行
株式会社豊和銀行
株式会社宮崎銀行
株式会社宮崎太陽銀行
株式会社地域経済活性化支援機構
観光活性化マザーファンド投資事業有限責任組合
投資対象 九州に事業拠点を持ち観光産業の発展に資する事業を行う観光関連事業者等の株式、社債、金銭債権の取得等

3.観光活性化マザーファンドの概要

名称 観光活性化マザーファンド投資事業有限責任組合
設立 2014年4月1日
所在地 東京都千代田区
ファンド総額 5,200百万円
無限責任組合員 REVICキャピタル株式会社、株式会社RD観光ソリューションズ
有限責任組合員 株式会社地域経済活性化支援機構、株式会社日本政策投資銀行、株式会社リサ・パートナーズ
投資対象 旅館、ホテル、特産品生産者および地域交通をはじめとする日本における観光活性化に資する事業者


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