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2021.5.28プレスリリース

日本政策投資銀行との東南アジア中堅成長企業向け
「Japan South East Asia Finance Fund Ⅲ L.P.」組成について

ニュース

このたび、RISAは、株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」)と協働して、東南アジアの中堅企業を投融資対象としたJapan South East Asia Finance Fund Ⅲ L.P.(以下「JSEAFF3号」)を設立し、運営を開始しましたのでお知らせします。

少子高齢化、人口減少に直面する日本にとって、東南アジア諸国の経済成長を積極的に取り込むことは大変重要です。また、アジア諸国においても、さらに効率的に経済発展を加速させていくことが喫緊の課題となっております。

こうした中、RISAは、2012年にシンガポールに現地法人「RISA PARTNERS ASIA PTE. LTD.」を設立し、投融資慣行及び法制度等も異なる東南アジア各国を広く網羅するため、RISAグループ内外の連携を強化してきており、その取り組みの一環として、2013年5月よりDBJと協働してJapan South East Asia Growth Fund L.P.(以下「JSEAGF」)及びJapan South East Asia Finance Fund L.P.(以下「JSEAFF」)の運営に取り組んでまいりましたが、今般、東南アジアにおける取り組みの更なる推進のため、新たにJSEAFF3号を設立しました。

JSEAFF3号は、今後も、人口増加に伴い、経済成長が期待される東南アジアにおいて、同域内の需要拡大とともに成長が見込まれる中堅企業を投融資対象としております。

また、投融資先企業に対する提携や買収を通じて、東南アジア各国への進出意欲のある日系企業の海外進出支援にも貢献できるよう支援したいと考えています。

RISAでは、引続き、JSEAGF、JSEAFFおよびJSEAFF3号を通じて、DBJが有する多様な金融サービス機能や日本企業との広範なネットワークとRISAが蓄積してきた経験・ノウハウの協業により、成長可能性の高い現地企業と東南アジア各国への進出意欲のある日本企業双方に、様々な付加価値を提供していけるものと考えております。

「JSEAFF3号」の概要

名称 Japan South East Asia Finance Fund Ⅲ L.P.
無限責任組合員 South East Asia Finance Capital Ⅲ Inc.
有限責任組合員 株式会社日本政策投資銀行、株式会社リサ・パートナーズ
投融資期間 3年
ファンド期間 7年

●ファンドスキーム図

PDF版 news-release(662kb)