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2016.10.27プレスリリース

株式会社グラフィックホールディングスに対する観光活性化マザーファンドからの投資実行について

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RISAが、2014年4月に地域の観光活性化を目的に、日本政策投資銀行(以下「DBJ」)および地域経済活性化支援機構(以下「REVIC」)と共同で組成した観光活性化マザーファンドは、株式会社グラフィックホールディングス(本社:北海道札幌市、代表取締役:山本壮一)に対して、投資実行しましたのでお知らせします。

株式会社グラフィックホールディングスは、グラフィックデザインを核として、アパレル、飲食店運営、ウェブ制作、そして建設など、「衣・食・住」のライフスタイルに関わる様々なサービスを提供する複合企業体です。近年、訪日外国人旅行客(以下「インバウンド」)が増加している背景から、2014年よりインバウンドの団体旅行客受け入れに特化したビュッフェスタイルの大型飲食店の運営を開始いたしました。現在は、インバウンドの受け入れに特化した業態を、北海道の札幌市と小樽市に計3店舗展開しており、デザインにこだわった内装や北海道産の原材料を活かしたメニュー提供等が高い評価を受けており、今後も更なる利用者の拡大が期待されております。

同社は、今回の第三者割当増資を契機に、北海道外の地方観光都市への出店を計画しております。また、「食」という観点から、訪日外国人観光客により良い滞在環境を提供する株式会社グラフィックホールディングスを支援することは、観光活性化マザーファンドの趣旨にも合致することから、観光活性化マザーファンドから成長資金の提供を実施し、インバウンド向け飲食店事業並びに社内体制整備を支援してまいります。

観光活性化マザーファンドは、観光産業というテーマ特化型ファンドであり、観光関連産業の活性化に取り組んでおります。
今後も、観光活性化マザーファンドでは、DBJ、REVIC、RISAの三社が有する専門的知見、ネットワークおよびファイナンスノウハウを活用の上、 地域金融機関とも協力しながら、地域の観光産業の活性化に資する企業への成長資金の供給等を通じて、地域経済の活性化を支援してまいります。

1.投資先会社概要

商号 株式会社グラフィックホールディングス
本社所在地 北海道札幌市中央区南3条西5丁目1番地1
代表者 山本 壮一
事業内容 インバウンド団体の受け入れに特化した飲食店の運営等
ホームページ http://graphic-hd.co.jp/

2.「観光活性化マザーファンド」の概要

名称 観光活性化マザーファンド投資事業有限責任組合
設立 2014年4月1日
所在地 東京都千代田区
ファンド総額 5,200百万円
無限責任組合員 REVICキャピタル株式会社
株式会社RD観光ソリューションズ
有限責任組合員 株式会社日本政策投資銀行
株式会社地域経済活性化支援機構
株式会社リサ・パートナーズ
投資対象 旅館、ホテル、特産品生産者および地域交通をはじめとする日本における観光活性化に資する事業者の株式、金銭債権、融資等


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