2021.10.26プレスリリース
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このたび、リサは、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、大きな影響を受けている外食産業の中小企業向けに、産業特化型の再生支援ビジネスを開始いたします。
国内の外食産業は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う緊急事態宣言等の発出や外出自粛等の影響により、経営的に大きな打撃を受けております。他方、コロナ禍での厳しい業況に対応するため、資金繰り支援(=コロナ借入)が実行されており、足元では景況感に比して、倒産件数は大きく抑制されている状況であります。
コロナ借入は、既存借入に上乗せされた過剰債務となっており、特に、各種政策の影響を大きく受けた外食産業では、経済が正常化するポストコロナではコロナ借入の取扱いが大きな問題になりかねない状況であります。
そのような状況に鑑み、リサでは、財務改善や事業見直しにより再生可能な外食産業の中小企業を対象に、貸付債権等の保有を行い、財務の再構築等を図るとともに、オペレーションの巧拙に左右される外食産業の特性を踏まえ、臼井健一郎氏(アークランドサービスホールディングス株式会社 会長)が代表を務める株式会社U.RAKATA(本社:東京都台東区)をはじめ、同産業の勝ち組経営者の知見を取り込む仕組みを構築いたしました。
リサでは、長年の金融、不動産領域での投融資およびアドバイザリー事業で培ってきた企業再生、成長支援の実績、ノウハウをベースとする財務面での再生支援に加え、今般、外食産業特化型支援の専門会社「株式会社R-eats」を新設し、アドバイザリーボードメンバーに、佐瀬守男氏(株式会社ホットランド 代表取締役)、矢満田敏之氏(養老乃瀧株式会社 代表取締役)を迎え、臼井氏を含む外食産業の経営、事業運営のプロフェッショナルの各種知見を集結し、ポストコロナでの厳しい市場環境を見据え、事業面を含めたハイブリットでの再生支援を行なってまいります。
本取組の投資対象は、法人、個人事業者の双方とし、その投資形態は、金融機関からの貸付債権の買い取りを基本としつつ、必要に応じて、対象会社への株式出資や融資も検討してまいります。
また、再生支援だけでなくM&A実行支援、廃業支援や業態転換支援等も行う予定であり、将来的にはファンド組成も視野に入れており、中長期な支援体制の構築も並行して検討してまいります。
リサは、企業再生、成長支援等を通じて蓄積したノウハウと豊富な人材を最大限活用し、新型コロナウイルス感染症の影響による経営環境の悪化により事業活動に多大な影響を受けた企業・地域の再生、そして活性化に向け全力を挙げて取り組んでまいります。
商号 | 株式会社U.RAKATA |
代表者 | 代表取締役 臼井 健一郎 (現 アークランドサービスホールディングス株式会社 会長) |
本店所在地 | 東京都台東区台東二丁目7番4号 |
特色 | 「かつや」、「からやま」などを展開するアークランドサービスホールディングス株式会社の前社長が設立した外食産業向けアドバイザリー会社 |
商号 | 株式会社R-eats(アールイーツ) |
設立 | 2021年9月16日 |
本店所在地 | 東京都港区港南二丁目15番3号 |
特色 | 外食産業特化型支援専門会社 アドバイザリーボードのメンバーに以下の2氏を招聘し、金融・不動産に加え、外食産業の各種知見を集結 ・佐瀬守男氏(株式会社ホットランド 代表取締役) ・矢満田敏之氏(養老乃瀧株式会社 代表取締役) |