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2024.9.24プレスリリース

三重県における官民一体型中小企業再生ファンド
「みえ中小企業活性化2号ファンド」組成のお知らせ

ニュース

このたび、RISAでは、中小企業基盤整備機構、三重県内に本店や主要な拠点を置く地域金融機関、および三重県信用保証協会とともに、官民一体となって地域中小企業を支援する「みえ中小企業活性化2号ファンド投資事業有限責任組合」(総額2,000百万円、以下「本ファンド」)を組成しました。本ファンドの業務執行については当社連結子会社であります株式会社三重リバイタルが行います。

本ファンドは、物価高の長期化や新型コロナウイルス感染症の影響による経営環境の悪化を背景として、過剰債務等により経営状況が悪化しているものの、本業には相応の収益力があり、財務改善や事業見直しにより再生可能な三重県内の中小企業を主な対象に、中長期的に金銭債権や株式等の保有や金銭の貸付等を行い、財務の再構築等を図るとともに、継続的な経営支援を行い、中小企業の再生を支援します。

これまでRISAは、北海道から沖縄まで全国で約180の地域金融機関と企業再生ならびに成長企業支援に関してファンド組成・運営を行ってきております。
また、三重県における官民一体型の中小企業再生ファンドは、これまで「みえ中小企業再生ファンド」、「みえ中小企業再生2号ファンド」、「みえ中小企業活性化ファンド」を組成・運営をしており、本ファンドはその4号ファンドとしての位置づけになります。

RISAグループでは、企業再生、成長企業支援等を通じて蓄積したノウハウと豊富な人材を最大限活用し、物価高の長期化や新型コロナウイルス感染症の影響による経営環境の悪化により事業活動に多大な影響を受けた企業・地域の再生、そして活性化に向け全力を挙げて取り組んでまいります。

1.「みえ中小企業活性化2号ファンド」の内容

(1)ファンド概要

名称 みえ中小企業活性化2号ファンド投資事業有限責任組合
設立 2024年9月24日
ファンド形態 投資事業有限責任組合
ファンド総額 2,000百万円
ファンド出資者 株式会社百五銀行
株式会社三十三銀行
株式会社中京銀行
桑名三重信用金庫
北伊勢上野信用金庫
紀北信用金庫
三重県信用保証協会
独立行政法人中小企業基盤整備機構
株式会社三重リバイタル


(2)ファンド運営会社の概要

名称 株式会社三重リバイタル
設立 2013年6月
資本金 20百万円
代表者 飯山 英輝(当社取締役常務執行役員)
株主 株式会社百五銀行(10%)
株式会社三十三銀行(20%)
RISA(70%)

(3)ファンドスキーム図

2.本ファンドの特色

三重県内に本店や主要な拠点を置く地域金融機関(株式会社百五銀行、株式会社三十三銀行、株式会社中京銀行、桑名三重信用金庫、北伊勢上野信用金庫、紀北信用金庫)、三重県信用保証協会、中小企業基盤整備機構、および株式会社三重リバイタルが出資し、官・民・地域が一体となり、企業再生に取り組みます。企業再生業務の推進にあたっては、三重県中小企業活性化協議会や県内の各支援機関と密接に連携し、的確かつ迅速に対応いたします。

3.本ファンドの投資対象

本ファンドは、物価高の長期化や新型コロナウイルス感染症の影響による経営環境の悪化を背景として、過剰債務等により経営不振となっているものの、優良な経営資源を有するなど再生が期待しうる三重県内の中小企業を主な投資対象としています。金銭債権の取得・出融資・社債引受等財務面からの支援とともに、ハンズオンで経営支援にも取り組むことにより、投資先企業の再生を着実に進めてまいります。


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