南都銀行グループとの観光活性化マザーファンドを活用した『奈良県観光活性化ファンド』設立について

本日、RISAは、株式会社南都銀行との間において、昨年4月に設立した観光活性化マザーファンド（以下「観光活性化MF」）の共同出資者である株式会社地域経済活性化支援機構（REVIC）、株式会社日本政策投資銀行（DBJ）とともに、「奈良県観光活性化ファンド」を設立いたしましたのでお知らせいたします。
RISAでは、本年3月に同行とREVIC、DBJの4社で観光ファンド組成を主眼においた奈良県の観光活性化に関する連携協定締結し、以後4社で定期的に協議・検討を重ねてまいりました。
南都銀行が主たる営業基盤とする奈良県は、我が国有数の歴史的文化遺産が存在する地域であり、国内トップの３つの世界遺産を有しております。同県の中核産業である観光関連産業の発展は、雇用機会の創出・増大等を通じて地域経済の活性化に幅広く寄与するものと考えられます。
また、観光活性化MFは、この1年半の間で、着実にその活動実績を積み重ね、訪日外国人客の増加など観光産業の成長機会を捉えると共に、地域金融機関との協調を一層推進するため、これまでの投融資実績や本件を含む目下の投融資検討状況も勘案の上、本年8月にはファンド総額を13億円より52億円に拡大いたしました。
このたび設立の「奈良県観光活性化ファンド」は、観光活性化MFを活用し、同県における観光消費額等の増大及び地域の経済・雇用を支える観光産業の発展に向けた取組支援を目的としております。
今後、観光活性化MFでは、南都銀行グループとの連携のもと、私ども観光活性化MFのメンバーが有する専門的知見、ネットワークおよびファイナンスノウハウを活用し、奈良県における観光産業の活性化に資する企業への成長資金の供給等を通じて、地域経済の活性化を支援してまいります。

奈良県観光活性化ファンド等の概要

１．「奈良県観光活性化ファンド」の概要

2．「観光活性化マザーファンド」の概要

PDF版（370kb）

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