ホームニュース

2023.3.13プレスリリース

愛知県における官民一体型中小企業再生ファンド
「愛知活性化ファンド」組成のお知らせ

ニュース

このたび、RISAでは、中小企業基盤整備機構、株式会社三菱UFJ銀行、愛知県の地域金融機関、および信用保証協会とともに、官民一体となって地域中小企業を支援する「愛知活性化ファンド投資事業有限責任組合」(総額2,200百万円、以下「本ファンド」)を組成しました。本ファンドの業務執行については当社連結子会社であります株式会社愛知リバイタルが行います。

本ファンドは、新型コロナウイルス感染症の影響による経営環境の悪化を背景として、過剰債務等により経営状況が悪化しているものの、本業には相応の収益力があり、財務改善や事業見直しにより再生可能な愛知県の中小企業を主な対象に、中長期的に金銭債権や株式等の保有を行い、財務の再構築等を図るとともに、継続的な経営支援を行い、中小企業の再生を支援します。

これまでRISAは、北海道から沖縄まで全国で約180の地域金融機関と企業再生ならびに成長企業支援に関してファンド組成や業務提携等を行うとともに、中小企業基盤整備機構が出資する地域中小企業再生ファンドを全国各地において組成・運営を行ってきております。
また、愛知県における官民一体型の中小企業再生ファンドは、これまで「愛知中小企業再生2号ファンド」「愛知中小企業再生3号ファンド」を組成・運営をしており、本ファンドはその後継ファンドとしての位置づけになります。

RISAグループでは、企業再生、成長企業支援等を通じて蓄積したノウハウと豊富な人材を最大限活用し、新型コロナウイルス感染症の影響による経営環境の悪化により事業活動に多大な影響を受けた企業・地域の再生、そして活性化に向け全力を挙げて取り組んでまいります。

1.「愛知活性化ファンド」の内容

(1)ファンド概要

名称 愛知活性化ファンド投資事業有限責任組合
設立 2023年3月13日
ファンド形態 投資事業有限責任組合
ファンド総額 2,200百万円
ファンド出資者 株式会社三菱UFJ銀行
株式会社名古屋銀行
株式会社愛知銀行
株式会社中京銀行
岡崎信用金庫
碧海信用金庫
瀬戸信用金庫
豊田信用金庫
西尾信用金庫
蒲郡信用金庫
豊橋信用金庫
いちい信用金庫
知多信用金庫
豊川信用金庫
半田信用金庫
尾西信用金庫
中日信用金庫
東春信用金庫
愛知信用金庫
愛知県信用保証協会
名古屋市信用保証協会
中小企業基盤整備機構
愛知リバイタル

(2)ファンド運営会社の概要

名称 株式会社愛知リバイタル(100%)
設立 2013年2月18日
資本金 20百万円
代表者 飯山 英輝(当社取締役常務執行役員)
株主 当社(100%)

(3)ファンドスキーム図

2.本ファンドの特色

株式会社三菱UFJ銀行と愛知県の地域金融機関(第二地方銀行3行、信用金庫15金庫)、愛知県信用保証協会、名古屋市信用保証協会、中小企業基盤整備機構、および株式会社愛知リバイタルが出資し、官・民・地域が一体となり、企業再生に取り組みます。企業再生業務の推進にあたっては、愛知県の中小企業活性化協議会や各支援機関と密接に連携し、的確かつ迅速に対応いたします。

3.本ファンドの投資対象

本ファンドは、新型コロナウイルス感染症の影響による経営環境の悪化を背景として、過剰債務等により経営不振となっているものの、優良な経営資源を有するなど再生が期待しうる愛知県の中小企業を主な投資対象としています。金銭債権の取得・出融資・社債引受等財務面からの支援とともに、ハンズオンで経営支援にも取り組むことにより、投資先企業の再生を着実に進めてまいります。


PDF版(544kb)