星野リゾート観光活性化ファンド　第二号案件「界 秋保（かい あきう）」開業予定のお知らせ

　このたび、RISAでは、星野リゾート（本社：長野県軽井沢町、代表：星野佳路）との共同運営ファンドである星野リゾート観光活性化ファンドにおいて、第二号案件として「界 秋保（かい あきう）」に対して投資を実行しております。「界 秋保」は、星野リゾートにとって、宮城県への初進出の施設であり、2024年春の開業を予定しております。

　星野リゾート観光活性化ファンドは、新型コロナウイルスの影響による需要喪失に直面するホテル・旅館の事業者に対し、事業承継や事業譲渡、資金調達支援を通じて日本国内の優良なホテル・旅館の事業継続をサポートする目的で2020年10月30日に運用を開始しました。
　本案件は、当地で長らく宿泊事業を営んできた企業様における事業譲渡並びに従業員の雇用維持のニーズに応えたものであり、星野リゾート観光活性化ファンドで既存事業を引き受けたあと「界 秋保」として事業継続を実現した取り組みとなります。

　「界 秋保」の所在する宮城県・秋保温泉は、仙台の奥座敷に位置する温泉で、同じ宮城県の鳴子温泉、福島県の飯坂温泉とともに「奥州三名湯」の1つとして数えられます。「名取の御湯」とも呼ばれ、古くから天皇や戦国大名の伊達政宗も湯浴みを楽しんだと言われる歴史のある温泉地です。「界 秋保」は、秋保大滝や磊々峡（らいらいきょう）を通って流れる名取川を眼前に望む、自然に囲まれた立地の宿です。その渓流の景色と、秋保温泉ともゆかりの深い伊達政宗の時代から育まれてきた風習や伝統工芸に着目したおもてなし、そして四季折々、移ろう自然の美しさを堪能できるような空間と体験が提供される予定です。

　RISAグループは、これまで、金融、不動産領域での経験・ノウハウと豊富な高度人材を最大限活用し、各種投融資ファンドの運営をはじめ、企業再生や地域経済の活性化等に取り組んでまいりました。今後も、星野リゾート観光活性化ファンドならびにグループ一体で、日本国内の観光・宿泊産業の早期回復や更なる成長に貢献できるよう全力で取り組んでまいります。

「界 秋保」計画概要

渓流の⾳や⾵を五感で感じるテラス（イメージ図）

星野リゾート観光活性化ファンド概要

ファンド運営会社の概要

PDF版（563kb）

前へ次へ