「R-LOGI松伏」竣工のお知らせ
～当社初の物流施設開発、竣工式を執り行いました～

　RISAは、松伏町物流開発特定目的会社への優先出資及び開発プロジェクトマネジメント業務の受託を通じて、埼玉県北葛飾郡松伏町で開発を行っておりました物流施設「R-LOGI松伏」が2023年9月29日に竣工を迎え、このたび竣工式を執り行いました。

　「R-LOGI松伏」は、首都圏から東日本エリアへの広域配送をカバーする常磐自動車道、東北自動車道、外環道の各ICから30分圏内と非常にアクセスに優れ、東京都心へも高速道路を利用して約40km、1時間以内と即日配送も可能な首都圏の主要物流網である外環道と国道 16 号線との間に位置しております。

「R-LOGI」とは

リサの物流施設「R-LOGI」は、【快適性】【利便性】【ESG】の3つをコンセプトに開発・運用を行っております。「R-LOGI松伏」につきましてもそのコンセプトに則り、以下の通り開発を行いました。

Concept Ⅰ 【快適性】～お客様や従業員の方々にとって快適な就業環境を提供～

「R-LOGI松伏」の外観デザインは、構造による機能美を、白を基調とした色合いでシンプルに表現しました。オフィスエリアについては、働く人たちがリラックスしながら自然に会話ができるスペースを設けております。倉庫内の空調設備については、お客様の要望があればすぐに空調を設置できる電気設備を準備しております。また、ドライバー休憩室を1階のオフィス内に設置できるよう設計しており、2024年問題にも配慮しております。

Concept Ⅱ 【利便性】～お客様にとって利便性の高い物流施設を提供～

機能面においては、本来であれば4階建にすることも可能なところ、あえて容積率を消化せず3階建にし、縦搬送の負担を軽減した、お客様が使いやすい倉庫としました。また、倉庫内は、荷物用エレベーター2基、垂直搬送機2機、床荷重1階：2.0t/㎡、2・3階：1.5t/㎡、梁下有効天井高5.5m、柱スパン10.6m(幅)×10.0m(奥行)とし、先進的物流施設に求められる性能を有しております。

Concept Ⅲ 【ESG】～環境に配慮した物流施設を提供～

外壁に断熱性の高いサンドイッチパネル、建物全てにLED照明を採用し、エネルギー消費量の削減に貢献しております。それらの導入により、第三者機関により省エネ性能が評価される「建築物省エネルギー性能表示制度（Building-Housing Energy-efficiency Labeling System、通称「BELS」）」で最高位の5つ星評価を取得しました。また、だれでもトイレ、バリアフリースロープを設置し、多様性にも配慮した施設となっております。

　「2024年問題」においては、物流の効率化と先進的物流施設供給が、その問題解決へとつながります。また、脱炭素社会の実現に向け、環境負荷低減への取り組み推進も必要不可欠であります。
RISAは、引き続き、社会および企業様の抱える課題・ニーズに対して、当社の持つ『投融資』と『アドバイス』の機能により、最適なソリューションを提供してまいります。

＜プロジェクト概要＞

＜地図＞

PDF版（1,310kb）

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